こんにちは!ONE’s広報編集部です!
現在ONE’sではSDGsに関する取り組みを行なっています。
SDGsとは、、、
「2030年までに達成すべき17の目標」として、2015年9月に150カ国を超える世界のリーダーが参加して開かれた「国連持続可能な開発サミット」で決められた、「持続可能な開発目標」と呼ぶ、国際社会共通の目標です。
これまでONE’sグループで行なっているSDGsへの取り組みについては、IBD患者様に向けたトイレの貸し出しや、使用済みカラーチューブの回収についてご紹介してきましたが、今回は「地域のゴミ拾い活動」の取り組みについてご紹介します。
ONE’sグループの新人教育を担っているアカデミーサロンであるsalon the O’s(サロンジオ)では地域のゴミ拾い活動を行なっています。
この活動について、サロンオーナーである寺門光さんにお話を伺いました。
サロンジオのスタッフ(左上が寺門さん)
1.ゴミ拾いの活動はどのような経緯でスタートしたのですか?
始めたきっかけはジオの存在意義のためです。
最初のコンセプトで、ジオは新卒のための教育サロンという事でオープンしました。
基本的に20歳の代がメインに活躍するサロンになるので、”ただ若いだけのサロン”と思われなくなかったからです。
どんなに若い子でも社会のため地域のために頑張ってる事をアピールしたかったのと、純粋に”美容師の価値“を上げたかったというのがきっかけです。
2.ゴミ拾い活動のスケジュールは?
毎週金曜日の10時から営業時間の1時間を使ってやってます。
1時間とはいっても丸々1時間ではなく、40分くらいで2~3グループに分かれてお店を中心にぐるっと回る感じです。
3.この活動を行うにあたり心掛けていることはありますか?
心がけていることは、ただ拾うというだけでなく、拾う側の気持ちをみんなに考えながら拾ってもらう事です。
きっと一度はポイ捨てをしたことがある人も多いと思うのですが、捨てる方の気持ちって、とても軽い気持ちや無意識で捨ててると思うのですが、拾う人って凄く複雑な気持ちになります。
例えば、ペシャンコになった泥だらけの空き缶1つでも”誰も拾おうとは思わなかったのかな”とか考えてしまいます。
なので、うちのスタッフにはそういった『拾う側の気持ち』や、『1つの物事について考えてもらう力』を、若いうちから身につけてもらいたいと思っています。
4.この活動をして良かったと思うことはありますか?
いっぱいあります。
例えば近所の方に”ありがとう”など声をかけてもらえる事です。
どんな些細な事でも、年齢などは関係なく”施しを受けたらお礼を言う”というのが、ジオが大事にしてることでもあるのですが、同じ人に言われてると当たり前に感じてしまい、どうしても気持ちが入らず作業のようになってしまいます。
ですが、全く知らない近所の方々に言われる事で初心に帰ることが出来るので、その度に、自分たちが大事にしていることを再確認することが出来るのです。
5.今後の展望をお聞かせください
今後の活動としてはボランティアカットを予定しています。
ゴミ拾いを通して相手から感謝されるという気持ちを知ってもらい、今度はその気持ちを美容師という職業を通してみんなに感じてもらいたいと思っております。
普段の営業ではお客様からお金をいただいている以上、どうしても業務という形になってしまうので緊張や営業用のトークなど、素の自分を出せない事も多いです。
僕自身がそうだったように、ボランティアカットを通して何の縛りもなく相手を綺麗に、そして格好良くしてあげる事を考える、そして楽しんで話が出来る事を体感できたらなと思っています。
最終ゴールとしては、このジオで育った子達は社会から必要とされている美容師なんだという自信を持って、これからの日本という国を支えられるような人格者になってもらう事です。
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寺門さんの想いが込められた素晴らしい取り組みですね!
教育の一環でありながら、地域貢献活動としてもしっかり成り立っているゴミ拾い活動。
今後はボランティアカットも予定しているというサロンジオ。
地域に根ざした活動を通して成長していくジオのスタッフの今後が楽しみですね。